中国人の「銀座の宴」は今がピーク ドル連動の人民元増に限界 (1/2ページ)

2014.10.03


ドルと人民元の資金供給増加量推移【拡大】

 10月1日は中国恒例の国慶節で、週末まで仕事は休み、一部は東京・銀座に来る。デパートのルイ・ヴィトン売り場にはブランドものを着た中年の男たちが出たり入ったり。今の日本人には絶えて久しい、ギラギラした精力を発散している。もちろん、中国からのお客さんだ。

 中国人団体ツアーを案内している業者に聞くと、「複数のガールフレンドへのみやげに同じ天然パールのネックレスを何セットもまとめて買うことなんてざら。定番の夕食セットが気にいらず、1人10万円以上もする特別メニューに切り替える団体さんもいる」という具合だ。

 何しろ、人民元は円に対して昨年初め以来、二十数%高くなったし、しかも、モノを買っても消費税率8%は免税。おまけに中国の高利回り信託商品に預けていると年10%前後の金利が入る。増税と実質収入の目減りにげんなりしているわれわれと違って、かれらにとって「日本はとにかく安い」のだ。

 富める中国人の急増の背景にはもちろん高度成長があるに違いないが、統計データの信憑(しんぴょう)性に問題がある国内総生産(GDP)では説明に無理が生じる。筆者がそこで、着目するのは中国の通貨、人民元の発行量である。

 

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