「最高益」トヨタと「失速」現代自 ウォン安終焉で実力差露呈  (1/2ページ)

2014.11.06


9月中間決算で過去最高益を更新。5日の決算説明会で胸を張るトヨタ自動車の小平副社長【拡大】

 9月中間決算で過去最高益を更新し、通期予想も上方修正、初の最終利益2兆円を見込むトヨタ自動車。対照的なのが、かつて北米市場でライバルとみなされていたこともあった韓国の現代(ヒュンダイ)自動車だ。ウォン安の追い風が消えたとたん販売不振や大幅減益に見舞われ、燃費ごまかしによる巨額課徴金も発生、株価も下げ止まらない。

 トヨタは2015年3月期の連結最終利益予想を前期比9・7%増の2兆円に上方修正した。消費増税で国内販売が苦戦する中、円安効果や海外販売の伸びが寄与するとみる。円安を追い風に輸出の採算が改善して年間利益を1350億円押し上げる。

 対ドルで1円円安が進むと営業利益が400億円増えるトヨタは平均為替レートを1ドル=104円と想定しており、現状の為替水準が続けばさらに利益拡大につながる。

 14年9月中間連結決算でも、営業利益、最終利益ともに過去最高を更新した。

 一方、現代自はいいところがない。7〜9月期決算は、ウォン高や販売不振の影響で最終利益が前年同期比29%減となった。

 株価は9月以降、右肩下がりで、年初来安値を更新、時価総額は昨年11月時点の約57兆6000億ウォン(約6兆600億円)から今月5日には約33兆2600億ウォン(約3兆5000億円)まで減少、約1年間で4割が吹き飛んだ。時価総額ランキングもサムスン電子に次ぐ韓国2位の座から転落、半導体大手のSKハイニックスに抜かれて3位となった。

 

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