「リクルートテクノロジーズ」中尾隆一郎社長 凄腕集団を率いて世界へ挑む (1/2ページ)

★リクルートテクノロジーズ・中尾隆一郎社長(50)

2014.11.18


「リクルートテクノロジーズ」中尾隆一郎社長(撮影・宮崎瑞穂)【拡大】

 人材・販促メディアサービス大手リクルートホールディングス(HD)傘下のリクルートテクノロジーズ。旅行情報サイト「じゃらん」、不動産・住宅情報サイト「SUUMO(スーモ)」などのシステムを開発、提供する企業だ。エンジニア採用が激化するなか、中尾隆一郎社長が就任以降、従業員数は倍増し、320人を超える。凄腕のIT専門家集団を率い、世界トップに挑むグループを支える。 (古川仁一)

 −−主力事業を教えてください

 「『スーモ』や『リクナビ』(求人情報サイト)、『じゃらん』などリクルートグループのシステムやサービスを開発しています。新しいIT技術を開拓するエンジニアの会社です」

 −−例えば、スーモのサービスならどんなところを?

 「お客さまのなかには『この辺りに住みたいな』という要望を持つ方もたくさんいらっしゃる。(スマートフォンなど)画面上の地図を指先で囲めば、新築も中古も横断で検索できるようなシステムを作っています」

 −−便利ですね

 「もちろん、スーモに限らず、ニーズに対応し、見つけたいものにいち早く到達できるようなサービス開発を担当者と相談して進めてます」

 −−社長に就任する前は住宅や人材に関する事業に取り組んできました

 「生粋のリクルートマンとして、営業や企画など10職種を経験させてもらい、システム等を発注する側でした。それが作る側の責任者になるとは…。青天の霹靂(へきれき)でした(笑)」

 −−戸惑いも

 「エンジニアのスキルは、営業と違って一緒のプロジェクトで働かない限り推し量れません。信頼できるキーマンを見つけて、委ねるマネジメントをしています。採用にしても、インフラ(基盤)やプログラミング、分析等の職種ごとに違うので、昨年4月の就任時に組織を変更し、採用グループの人員も増やし、2つに分けて進めています」

 −−2012年10月にリクルートから分社化して設立しています

 「意思決定スピードを速めるのが目的で、社外の取引などを考えてのことではありません。採用したエンジニアは社内のために働いてほしい。そのニーズを満たすので精いっぱいだし、それが目指す姿だと思います」

 −−IT分野で成長するためには

 「優秀なエンジニアをたくさん採用し、(個々に)成長してもらうことではないでしょうか」

 −−女性の採用が多いですね

 「従来、IT業界は女性が少ない。理系女子が少ないこともありますが、他社が採っていないところを狙うことはいいことだと思います」

 −−スキルアップのために考えていることは

 「エンジニアを職種別の組織にしています。同じ職種でないと、お互いの能力がわかりにくい。例えば、柔道家は組んだ瞬間に相手の力量がわかるなんて言いますよね。格闘家でくくらず、柔道と空手に分けるように、同じ職種の中で切磋琢磨してくれればいいなと思っています」

 −−リクルートホールディングスが10月に東証1部に上場し、勢いが感じられますが、テクノロジーズの将来像は

 「グループ全体で海外を強化し、20年に人材部門で、30年には販促部門で世界一を目指しています。『ITで勝とう』という大きなテーマのなかで、具体的なことは、グループみんなで考えていけばいいと思っています。弊社はリクルートの『ITの力』、ここの強化に専念していくつもりです」

 

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