新たな情報インフラ築く職人 「メディアシーク」西尾直紀社長  (1/3ページ)

★メディアシーク・西尾直紀社長(49)

2014.12.09


西尾直紀社長(撮影・野村成次)【拡大】

 世界中に普及するQRコードやバーコード。携帯電話が読み取り機能を搭載したことで一気に広まったが、この機能ソフトの開発を手掛け、大きな功績を残したのがメディアシークだ。スマートフォン(スマホ)などで使われる同社の読み取りアプリの利用者は、すでに1400万人を超えた。日々進化するITコンテンツ業界。西尾直紀社長が描く次なる一手は−。 (古川仁一)

 −−QRコードなど二次元コードを読み取る携帯端末用アプリ「アイコニット」の利用者が11月に1400万人を超えたそうですね

 「ありがたいことです。街中に貼ってあるポスターや商品などに印刷されている、QRコードやバーコードのほか、今まで読み取りにくかった複雑なQRコードも簡単に読み取れるのが特徴の1つです」

 −−最近の二次元コードは動画も視聴できるようになり、進化のスピードが想像以上に速い

 「従来は1回読んでインターネットに接続するとそれだけでしたが、アイコニットを使って読み取ってもらえれば、地図や時刻表はもとより、動画や音楽も聞け、SNSもできる。しかも読み取った後は、(スマホの中で)アイコン(処理の内容や対象を小さな絵や記号で表現したもの)の形で自動保存されます。見たい場合は、再びそれをタップするだけでいい」

 −−今年2月、そのアイコニットで日本郵便とタッグを組みました

 「京都府舞鶴市にある190カ所の郵便ポストに1つずつ異なるQRコードを掲示しました。周辺の地図や時刻表、観光スポット情報が見られ、休日診療機関や防災の情報なども得られます。フランスでは、観光客に情報提供するため、ポストにQRコードを張っている。ポストをITのインフラと考えると新たな世界が広がります」

 −−多くの国の言語にも対応しているようですね

 「現在、日本語を含めて10カ国対応ですが、まだまだ増やし、世界中で使えるツールにしたい。携帯電話やスマホは、ほぼ365日、24時間、手元にあるツールであり、メディアなので、そこを便利にすれば、おそらく生活そのものがとても快適になるはずだと思ってます。そんな環境を提供するサービスを創出して、10億人が利用するプラットフォーム(基盤)にしたい」

 

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