業界のネガティブ要素取り除き新業態構築 「すしざんまい喜代村」木村清社長 (1/2ページ)

★「すしざんまい喜代村」木村清社長(62)

2015.01.12


初競りで大間産のクロマグロを最高値451万円で落札した木村社長【拡大】

 今年も5日、東京・築地の初競りで230キロの青森県大間産クロマグロ(451万円)を競り落とし話題を呼んだ。

 千葉県東葛郡関宿町木間ヶ瀬(現野田市)で、4人兄弟の末っ子に生まれた木村清さん(62)は、15歳でパイロットを志望し自衛隊に入隊するが、事故で断念。中央大学法学部の通信教育で学び、水産会社でアルバイトをしながら司法試験に挑戦した。

 ところが、そのうちに、ビジネスに興味を持ち、今度は弁護士への道を断念。独自のアイデアで次々に事業化。「カラオケBOX」「レンタルビデオ店」など「90以上にのぼった」。

 1979年、「木村商店」創業。85年には法人登記し、株式会社「喜代村」を設立。多角化していた事業を「水産食品」「弁当」「寿司」「商品開発」の4部門に絞り基軸を作ったが、再び不幸が木村を襲う。

 手形の書き換えだと銀行にいわれ、一括返済を承諾する印鑑を押してしまう。そのとき、木村がだまされたのを知った妻が流した涙を見て「幸せにするはずの妻を泣かせるなんて、もう事業はやめよう」と縮小する。

 残った資金で築地本願寺横に「喜よ寿司」を開業。順調に売り上げを伸ばしていた。

 そんな時、築地のあるオーナーと銀行から「築地への来場が150万人を切ってしまった。築地に何とか人を集めてほしい」との話が舞い込む。木村は快諾し、2001年「すしざんまい本店」(35坪・43席)を開業。「時価」をやめ明朗会計にし、いつでも食べられるように24時間営業にするなど、これまでの寿司店のネガティブな要素を取り去り、新たな寿司店を作り上げた。

 

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