韓国サムスン窮地 スマホ事業、世界でも中韓市場でも減速…アップル猛追 (1/2ページ)

2015.01.31

 韓国のサムスン電子が不振から抜け出せない。主力のスマートフォンの世界シェアを米アップルに大きく切り崩され、“金城湯池”の中国市場でも米アップルや現地メーカー「小米(シャオミ)科技」を下回り3位に転落。おひざ元の韓国でもアップルに猛追されている。

 サムスンの2014年の通年決算は売上高が約9年ぶりの減収。営業利益は約32%減と3年ぶりの大幅な減益に終わった。スマホ事業を含むIT・移動通信部門の営業利益が約42%減となり、業績の足を引っ張った。

 米調査会社IDGによると、サムスンは14年10〜12月のスマホ出荷台数で、世界シェア20・0%と前年同期から9ポイント近く落とし、2位のアップルが19・9%と肉薄した。

 中国での減速も著しい。英調査会社カナリスによると、14年10〜12月期の中国市場ではアップルが初の首位に立った。昨年9月に投入された新機種「iPhone(アイフォーン)6」「6プラス」が、ライバルメーカーの2倍近い高価格にもかかわらず圧倒的な人気を獲得。カナリスは「アップルが大画面と高速通信のLTEの波に乗ったことが成功につながった」と分析している。2位は「中国のアップル」とも呼ばれる新興メーカーのシャオミ。サムスンは3位に転落した。

 中国市場の好調を受けて、アップルの14年10〜12月期決算は、売上高が前年同期比30%増の745億9900万ドル(約8兆7960億円)、最終利益が前年同期比38%増の180億2400万ドル(約2兆1200億円)と四半期として過去最高となった。

 

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