「幸せ日本一」のファミリーレストラン目指す 「坂東太郎」青谷洋治社長 (1/2ページ)

★「坂東太郎」青谷洋治社長(63)

2015.02.09


和食のファミリーレストラン「ばんどう太郎」関宿店【拡大】

 茨城県結城郡八千代町(旧八千代村)。ファミリーレストラン「ばんどう太郎」などを展開する青谷洋治さん(63)は4人兄弟の長男として生まれ、母の厳しい躾(しつけ)の元で育った。小学校にあがる頃には体を壊した父に代わり、農作業を手伝っていた。高校進学前に母を亡くし、家業の農家を継ぐ。

 しかし、20歳になった頃、農業の先行きに不安を感じ始めた。ちょうどその頃、隣町にそば屋ができると聞き、農業をしながら働き始めた。この時、青谷さんの脳裏には小学生の卒業文集に書いた「社長になりたい」との言葉が鮮明に浮かんでいた。ある日、突然、教師を辞めて戻ってきた妹が兄の青谷さんにこう語ったという。

 「私が農家をやるから、兄ちゃんは今のおそば屋さんの仕事をちゃんとして1日も早く独立して。そうしないと家庭が壊れちゃう」

 その言葉にスイッチの入った青谷さんは、24歳の時にそば屋の「のれん分け」という形で念願の独立を果たす。そして、10年後、和食メニューを増やしファミリー向けレストランにする。1986年には、社名を「すぎのや」から利根川の別名である「坂東太郎」に変更した。

 しかし、バブル期に差し掛かった頃、従業員が次々と辞めていってしまう。悩み抜いた青谷さんは毎日、母の墓前に出向いていた。そんなある日、「はたらく人が幸せじゃないんだよ。はたらく人を幸せにしてあげなさい」という言葉が聞こえたという。母が、経営者となった息子に送った「躾」の言葉かもしれない。

 

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