参考文献紹介 先駆者の“知恵”や“突破力”徹底活用

★<学習編>参考文献紹介

2015.02.11


オレンジ世代に役立つさまざまな関連書籍【拡大】

 多様な働き方を考えるにあたって、大いに参考になる書籍が多数刊行されている。今回は<学習編>として、オレンジ就活のための指南書を紹介しよう。

 ■“いま”を知り、“これから”に備える

 日本の雇用システムや雇用政策の流れを改めて整理し、理解するなら、濱口桂一郎著『日本の雇用と中高年』(ちくま新書)がおすすめだ。労働法の変遷や他国の状況などと照らし合わせながら、日本型雇用制度における問題点を取り上げる。

 欧米では「仕事」にふさわしいスキルを持つ人を採用する。日本では、「会社」にふさわしい人を新卒一括採用で「入社」させて「仕事」をあてがう。今必要なのは、「入口は日本型、途中から欧米型、という継ぎ木型の設置」への切り替えだと説く。日本の雇用システムを理解したうえで、「長く生き、長く働く」ための指針を提供してくれるはずだ。

 では、具体的にどう働けばよいのか。杉山由美子著『定年後 年金プラス、ひとの役に立つ働き方』(朝日新聞出版)は、60歳を過ぎても元気で働く“ヒント”を教えてくれる。キーワードは、「ひとの役に立つことが報酬で、生きがいになる」仕事を見つけることだ。

 再雇用制度で働くにしろ、独立したり、他分野の仕事を始めたりするにしろ、精神的なよりどころが必要だ。どんな選択肢があるのか、創意工夫ある30人の実例を紹介している。オレンジ就活の前に「自分にとって生きがいとは何か」を考えておきたい。

 ■企業と個人両方の視点で

 企業と個人、両方の視点からの働き方を探った清家篤・長嶋俊三著『60歳からの仕事』(講談社)。「生涯現役社会」を創るには、個人だけでなく企業側の取り組みが欠かせない。17企業の事例研究では、企業の雇用のありかたと、豊かで幸せな生活を実現する働き方を紹介する。60歳からの仕事を数種類のパターンに分けて紹介してあるので、自分の好みや経歴に合ったケースを参考にしよう。

 この3冊の他にもオレンジ世代に役立つさまざまな関連書籍を集めた。先駆者の“知恵”や“突破力”を徹底的に活用したい。 (オレンジ就活取材班)

 

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