ナゼ白髪になるのか?

2015.05.07

 先日、50代の知人に数年ぶりに道端でバッタリ再会したが、頭髪やヒゲがほとんど白髪に変わっていて驚いた。一緒に散歩していたシバイヌも以前は確かコゲ茶色だったのに、スッカリ飼い主同様の白髪まみれ。動物も長生きすると白髪になることに改めて気づかされた。しかしナゼ白髪になるのか。よく分からないので調べてみた。

 哺乳類は一般的にケモノと呼ばれるとおり、体中が体毛に被われている。それは、今から2億数千万年前、変温動物である両生類の表皮を体温維持のために「毛」に変え、体中に長く密に生やすことで、恒温動物に進化したためだ。だから哺乳類全般は、ネズミも牛もトラもそして人間も、毛が生える仕組みと、毛に着色する方法は同じ。

 さらに最新の研究によると、ティラノサウルスを含め、多くの恐竜にも体毛が生えていたらしい。体毛は表皮内の毛根で、毛母細胞が分裂を繰り返して毛を造り、直後にメラノサイトという色素細胞が、日焼けでおなじみのメラニン色素を出して毛を着色している。そうしてできた毛が上へ上へと押し上げられながら角化することで1本1本の毛になる。

 人間の黒や金の頭髪も、三毛猫の3色も、ヒョウやトラの柄も、毛は2種類のメラニン色素(ユーメラニンとフェオメラニン)の遺伝的な組み合わせで着色されている。加齢や遺伝や環境などによって、メラノサイトの活動が停止すると、毛は無着色のまま伸びるため白髪になる。

 ただ、野生動物の場合は加齢で元気がなくなると、白髪になる前に食えなくなるか、食われてしまう。

 ■司法書士法人新宿事務所代表 ニッポン放送「阿部亮のNGO世界一周!」メーンパーソナリティー

 

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