サプライズ決算、泣き笑い 任天堂、4期ぶり営業黒字 東芝、業績予想取り消し

2015.05.11


4期ぶりに営業黒字となった任天堂の岩田聡社長【拡大】

 今週ピークを迎える上場企業の3月期決算発表はサプライズが多く、株価も大きく反応した。

 ポジティブサプライズの筆頭格が任天堂。2015年3月期に4期ぶりに営業黒字へ転換し、16年3月期の予想も前期比約2倍の500億円と、市場予想平均を大きく上回り、8日の株価は約7%の大幅高となった。ただ、11日午前の市場では反落した。

 また、15年3月期の連結最終損益が初の黒字と報じられた半導体大手のルネサスエレクトロニクスと、温水洗浄便座が中国人観光客の「爆買い」対象となり、16年3月期の増益と増配計画が評価されたTOTOはともに11日午前、年初来高値を更新した。

 一方、最大のネガティブサプライズとなったのは8日に不適切会計問題で業績予想を取り消した東芝。決算発表の延期や配当を無配としたことが嫌気され、11日午前にストップ安(下落率16・6%)となる403円30銭をつけた。

 99%減資して「中小企業」扱いになると報じられたシャープも同日、一時ストップ安となった。

 情報流出の影響で上場以来初の最終赤字となったベネッセホールディングスは16年3月期も経常減益が続くとの見通しが嫌気され、7日に年初来安値を更新した。

 富士通も16年3月期に2割以上の減益となる見通しを発表したことでストップ安をつける場面もあった。

 準大手証券ストラテジストは「サプライズ銘柄の株価は上にも下にも行き過ぎやすい傾向がある。買われ過ぎ、売られ過ぎの修正を狙うことが手堅い投資手法ではないか」と話している。

 

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