シャープ減資「裏技」断念 「中小企業化」批判を考慮

2015.05.13


シャープ本社=大阪市阿倍野区【拡大】

 シャープの経営再建策が迷走している。資本金を現状の1200億円超から1億円以下にまで減らし、「中小企業」となって税制上の優遇措置を受けることを検討していたが、政府から批判が出たことに配慮して断念したことが分かった。

 大幅減資で累積損失を解消する方針は変わらないが、14日に公表する再建策では資本金は5億円程度にするという。

 資本金1億円以下の企業は中小企業とみなされ、法人税の軽減税率適用など税制上の優遇措置を受けることができる。シャープはこの「裏技」を経営立て直しに利用したい考えだった。

 しかし、宮沢洋一経済産業相が12日、記者会見で「企業再生としては違和感がある」と述べるなど、安易な選択を疑問視する声が上がっていた。

 主要取引銀行も計画に同意していたが、シャープ経営陣が急遽(きゅうきょ)修正したもようだ。経営破綻していない大企業にとって異例の99%以上の大幅な減資となることに変わりはない。

 目の付けどころはシャープだったが…。

 

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