「すき家」上場以来初の赤字 ワタミは赤字幅拡大

2015.05.13


「ブラック」批判も受けたワタミ(左)と「すき家」が赤字に【拡大】

 労働問題で批判を浴びた外食2社の業績悪化が止まらない。牛丼チェーン「すき家」を運営するゼンショーホールディングスの2015年3月期連結決算で、最終損益が111億円の赤字(前期は11億円の黒字)となった。最終赤字は1997年の上場以来初めて。

 ゼンショーは、深夜の1人勤務体制「ワンオペ」を廃止し、複数人員での店舗運営に切り替えたことで人件費が増加した。牛丼を値上げして対応したが、費用の増加分を吸収しきれなかった。

 売上高は、すき家を含む牛丼部門は減収だったが、傘下の回転ずしやファミリーレストランは好調で、前期比9・3%増の5118億円だった。

 一方、居酒屋大手のワタミは、15年3月期の連結最終損益の見通しを126億円の赤字と、当初予想の70億円の赤字から大幅に下方修正した。不採算店舗の減損処理などで損失がふくらんだ。

 ワタミは居酒屋の「和民」「わたみん家」で4月から値下げを決めたが、同月の既存店売上高は前年比89・3%、客数は同90・7%減と回復していない。デフレ時代に業績を伸ばした両社の苦戦はどこまで続くか。

 

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