駄菓子や玩具で幅広い年代取り込む ミニスーパーとして利用

2015.05.26


普段食品を購入する場所【拡大】

 少子高齢化をテーマにコンビニを眺めると、時代のニーズが見て取れる。これまで紹介してきたように、「介護ローソン」の誕生や御用聞きサービスをはじめ、買い物支援といった動きも活発だ。

 生活者の食品購入実態をみると、総合スーパーに迫る勢いでコンビニが利用されている。立地や客層ごとの必要性に対応し、青果や生鮮食品、冷凍食品を増やす店舗が増加。スーパーの品ぞろえとコンビニの利便性を兼ね備えた、新しい形の店舗へと変化している。食卓の風景も、弁当や総菜など中食を買ってきて自宅で食べるスタイルが一般化した。

 コンビニでおもちゃや駄菓子を並べるようになったことも、新しいコンビニの使い方を提供しているように見える。ファミリーマートのプライベートブランド「ファミリーマートコレクション」ではオリジナルの子供向けおもちゃを置く。石から作られたストーンペーパー製の「お風呂で遊べるおり紙」と「シャボン玉」だ。

 誰もが一度は親しんだことのある「おり紙」と「シャボン玉」。コンビニを訪れた子供が手に取る場面のほかに、子供や孫とのコミュニケーションの道具として購入する大人も多い。24時間いつでも開いている「駆け込み需要」に加えて、ミニスーパーとして利用されている様子を表しているようだ。

 さらには近年、駄菓子コーナーが一定の棚を占める。少子化の影響を受けて駄菓子の販売量の減少傾向が続く一方で、コンビニでは安定して駄菓子を置く。駄菓子は子供からシニア世代まで幅広い年代の支持がある。駄菓子屋の代わりとまではいかないまでも、ふと立ち寄れる気軽さや選ぶ楽しみは、駄菓子屋のそれに近い。

 さまざまな側面をもつコンビニ。これからも、転換期を迎える社会に対応していくのだろう。 (児玉奈保美)

 ■業界新聞を印刷できるチャンス

 新聞や雑誌を電子版で気軽に読める機会が拡大している。ビジネス動向をより深く理解できる専門・業界新聞も例外ではない。大日本印刷(DNP)は「DNPデジタル新聞販売サービス デジタル新聞ダイレクト by honto」で28紙の電子版業界紙を配信している。

 同サービスは新たにコンビニのマルチコピー機(シャープ製のみ)で、A3縮小版を印刷できるようになった。来月末までの期間限定だが、紙での保存や印刷して営業資料として利用できる。

 対象紙は、「週刊住宅コンビニ版(1ページ70円)」「週刊ビル経営コンビニ版(1ページ50円)」「水産タイムス コンビニ版(1ページ310円)」など7紙。

 ビジネスパーソンは、以前にも増してコンビニに寄る機会が増えそうだ。

 

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