新築物件の「先物買い」 評価額下がる悲劇も (1/2ページ)

2015.08.23


先物買いが根付く新築市場。引き渡しのときに経済情勢はどうなっているか(写真と本文は関係ありません)【拡大】

 最近、毎日ドキドキヒヤヒヤしながらインターネットで米国や欧州の経済ニュースを見ている。世界経済が大きなうねりを迎えているのではないかと感じるからだ。

 2008年にリーマン・ショックという世界経済を揺るがす大事件があった。あの後、世界は同時に大不況に陥った…かと思われた。少なくとも日本は「100年に1度」と騒がれたほどの不況に襲われた。

 あのころ、私の事務所には毎週のように40代、50代の元仕事仲間が入れ代わり立ち代わりやってきた。求めているものは1つ、再就職先だ。

 二十数年、お世話になっていた税理士の先生があのとき私に言った。

 「私も30年以上やっていますが、今ほどの不況は初めてです」

 その後、日本の不況は続いたが、約2年半前のアベノミクス開始以来、落ち着いている。

 世界を見ると、米国もEUもいち早く金融緩和を行って不況脱出を図った。最もドラスティックに景気対策を行ったのは中国。4兆元という途方もない規模での景気刺激策を行って、主要国では真っ先に不況から脱した。アベノミクスや黒田バズーカははっきりいって、周回遅れの景気対策だった。

 その中国の経済がおかしい。かの国で唯一信用できるとされる鉄道貨物輸送量がマイナスを示している。経済が減速している疑いが濃厚なのだ。株価も下落していたが、この1カ月ほどの乱高下はすさまじい。明らかに政府が介入している。

 世界第2位の経済規模があり、日本とも密接な関係にある中国経済が明確に崩壊したらどうなるのか。世界経済にはリーマン・ショック以上の激震が走りそうだ。

 一方、米国は長年の金融政策を引き締めに転じるらしい。政策金利の上昇が間近だという噂が広がっている。

 

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