外国人旅行客増加で経済成長 受け皿に「民泊」の法整備が急務 (1/2ページ)

2015.09.20


増える外国人旅行客。足りないホテルに空き家を活用?【拡大】

 日本にやってくるインバウンド(訪日外国人旅行)客が急激に増えている。今年は最終的に1800万人に達する見込みだという。この勢いだと、来年は軽く2000万人を突破する。

 一方、日本という国は人口が減少していて、少子高齢化が進んでいる。GDP(国内総生産)は、増えるどころか減少傾向にあり、経済成長はこの二十数年間ほとんど止まったまま。そんな中で、ここ数年のインバウンドの伸びは著しい。百貨店の売り上げが落ちないのは、中国人観光客の「爆買い」が寄与しているという。国内消費の何%かは彼らが担っていると考えた方がいい。

 これはある意味歓迎すべき現象だ。人口減少によって他の産業が衰退しているにも関わらず、観光業には大きな成長が見込めるからである。インバウンドは将来、今の数倍規模に増える余地がある。つまり、日本には年間6000万人以上の観光客が呼び込めるはずだ。場合によっては人口と同じ1億人も夢ではないかもしれない。そうなれば、日本の主要産業は観光業となるだろう。インバウンド効果による経済成長や人口増加も期待できる。

 その根拠は、ヨーロッパのような観光大国の現状である。フランスは人口約6600万人に対して、年間のインバウンドは8300万人。スペインは人口約4646万人に対して6500万人。あのギリシャは人口約1081万人に対して倍の2200万人もの観光客を呼び込んでいる。

 これらの国の人々が、日本人のようにあくせくと働いていないように見えるのは、外国人観光客が落とすお金に経済が支えられているからかもしれない。

 日本には人口13億人の中国や12億人のインドという後背地がある。彼らが日本のインバウンド増加に大きな役割を果たしてくれるはずだ。日本の観光業には力強い成長の可能性が潜んでいる。

 

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