VW、排ガス規制逃れで8700億円の引当金を計上 米下院は公聴会開催へ

2015.09.23


米ニューヨークのフォルクスワーゲン販売店に掲げられた同社のロゴマーク=21日(ロイター)【拡大】

 【アテネ=宮下日出男、ワシントン=小雲規生】独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は22日、米国で排ガス規制逃れのため一部のディーゼルエンジン車に違法ソフトウエアを搭載していた問題で、対象車両は世界で1100万台に上る可能性があり、対策のため7〜9月期に65億ユーロ程度(約8700億円)の引当金を計上すると発表した。

 排ガス規制逃れの問題は22日の欧州株式市場に波及。主要株価指数は軒並み大幅安、VWの株価は大幅続落の展開となった。

 VWの排ガス規制逃れの問題を受けて、米下院エネルギー商業委員会は21日、数週間以内に小委員会で公聴会を開くと発表した。ホワイトハウスのアーネスト報道官は21日の記者会見で「非常に懸念している」と述べた。

 米通信社ブルームバーグは21日、政府関係者の話として、米司法省が刑事責任を問う可能性を含めて調査に乗り出したと報じた。今後、大気浄化の法令違反で最大約180億ドル(約2兆1600億円)の罰金が科される可能性がある。

 米環境保護局(EPA)によると、この違法ソフトを使えば、研究施設での試験中には排ガス浄化機能をフル稼働させ、実際の走行時には浄化機能を大幅に低下させることができる。

 

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。