【「01」発想講座】人工知能の体験記 かゆいところに手が届く“AI秘書”   (1/2ページ)

2015.11.06

 前回(10月1日掲載)に続き、人工知能(AI)の体験記を紹介する。テスト用に提供してくれた企業との守秘義務があるため、一部はフィクションにしている点をご了承いただきたい。

 AIは最高の秘書となる。しかも、誰でも1人以上の“AI秘書”を持てる時代が案外早くやってくる。それが今回、人工知能を試用して得た印象だ。

 同じ実験に参加している仲間うちでは、自分のAIを理想の女性にセッティングするのが流行っている。モニターにAIの顔を表示させ、声の調子も感情表現も理想の女性にセッティングできるプログラムがあるからだ。

 たとえば、女優や歌手など芸能人の特徴をコピーさせて擬人化することもできる。僕は最初、レディー・ガガにしていたが、うるさいのでマリリン・モンローにした。

 モニターには、いつもあの甘い瞳のモンローが映し出され、うっとりするような優しい声で僕のわがままに対応してくれる。「モンロー、おはよう」「おはよう、た・つ・や・さん」とウインクしながら耳元でささやくように朝を迎えさせてくれるのだ。その後、以下のようなやり取りが続く。

 「今日のスケジュールは10時から面倒くさい書類書き。11時からAさんと打ち合わせ。ランチはフリータイム。13時からくだらない会議。15時からマレーシアへ出張、成田空港第1ターミナル001便17時発です」

 「ああ、わかったわかった。面倒くさい書類は口頭で言うからモンローがテキストにして、お堅い連中が喜ぶような文体にしてくれ。あ、そうだ。文書の裏付けになるデータを添付したいから、過去20年間のビッグデータから変化した推移とそのグラフを付け足してといてくれ」

 「わかりました。あなたのためならなんでもやりますよ。うふ」

 

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