西友・上垣内猛CEO 暮らし豊かにする世界のアイデア ‘16年はネットスーパー充実 (1/3ページ)

★西友・上垣内猛最高経営責任者(51)

2016.01.05


西友・上垣内猛最高経営責任者(荻窪佳撮影)【拡大】

 競争が激しいスーパーマーケット業界で、好業績を残しているのが西友だ。低価格や鮮度への取り組みやネットスーパーへの注力など顧客重視を徹底している。小売業世界最大手、ウォルマートのノウハウを導入する一方、消費者の厳しい視線に長年鍛えられてきた日本のスーパーの歴史も息づいている。 (中田達也)

 ──西友の強みは

 「EDLP(エブリデー・ロー・プライス=毎日安売り)が大事な柱で、お客さまの節約に貢献し、豊かな暮らしを提供するというミッションは、ウォルマートグループの一員として揺るぎのないところです」

 ──他のスーパーの特売との違いは

 「特売はチラシを配るなどのコストがかかりますが、毎日競争力のある価格で提供することでオペレーションをシンプルにできます。すべての商品が他店の特売品より安いわけではありませんが、バスケット価格(1回の買い物で使う額)では安いという評価をいただいています」

 ──原材料価格の値上げや消費税増税にはどう対応しましたか

 「数百アイテムの商品の価格を半年間固定する『プライスロック』というキャンペーンを導入しました。また、支払いにウォルマートカードを使っていただく際の値引き率を1%から3%に引き上げました」

 ──生鮮食品にも力を入れていますね

 「鮮度や品質を向上させる『ど生鮮』という取り組みを進めています。物流センターや店舗で品質をチェックし、売り場に出た商品も夕方のピークの前にもう一度チェックします。お客さまに扮して品質をチェックするシークレットショッパーの効果も出ています」

 ──品ぞろえの特徴は

 「ウォルマートのネットワークによる牛肉や豚肉、フルーツなどのスケールの大きい調達網は他社さんにはないものです。英国のグループ会社がセレクトしたワインも好評です」

 ──ウォルマートグループの一員であることは経営に影響していますか

 「事業を展開している世界各国のヘッドが定期的に集まり、良いことがあればシェアしています。テストで70%以上のお客さまが納得したものしか商品化しない『みなさまのお墨付き』というプライベートブランドも英国にヒントをもらいました。国によってビジネスの規模や市場の違いがあっても、お客さまのために尽くすというカルチャーはまったく同じだと思います」

 

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