“中国ビジネス”が裏目に… 減益・赤字転落に見舞われる日本企業が続出

2016.02.03

人民元安や景気失速など中国ショックが世界経済に打撃を与えている(共同)
人民元安や景気失速など中国ショックが世界経済に打撃を与えている(共同)【拡大】

 チャイナリスクが日本企業を直撃している。主要企業の決算発表で、中国経済失速が響いて、減益や赤字転落に見舞われる企業が続出した。

 鉄鋼大手、神戸製鋼所の2015年4〜12月期の連結最終損益は138億円の赤字(前年同期は641億円の黒字)に転落。鉄鋼は中国メーカーの過剰生産で市況が悪化。中国での建機販売も落ち込み、建機子会社が303億円の特別損失を計上した。16年3月期の業績予想も下方修正し、200億円の最終赤字(前期は865億円の黒字)となる見通しだ。

 神鋼の梅原尚人副社長は記者会見で「中国のインフラ投資は非常に低迷しており、すぐに市場が回復することは期待できない」と述べた。

 新日鉄住金やJFEホールディングスも減益となり、通期の業績予想を下方修正した。

 ブラザー工業は、中国の景気減速懸念の影響などで産業機器の受注が減少し、16年3月期の最終利益見通しを下方修正、最終利益が48%減になる見通しだと発表した。

 金融市場が不安定となったことで、証券大手の2015年4〜12月期連結決算でも、三菱UFJ証券ホールディングス、大和証券グループ、SMBC日興証券も減益となった。景気失速が長期化すれば、中国ビジネスの縮小や撤退を含む大幅な見直しを迫られる企業も増えそうだ。

 

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