漫才師から「営業司会」へ 3度目の転身は作詞家に (2/2ページ)

2016.02.26

松本市のお寺で自作の曲を披露するQ太さん
松本市のお寺で自作の曲を披露するQ太さん【拡大】

 プロ歌手の歌を間近で聴いているから受ける歌かどうかが、ある程度わかる。だったら売れるものが自分に作れるかといえば、また話は別だ。「それが一番難しい」

 これまでに書きためた作品は50曲ぐらいある。曲作りは「苦しくて、最高です」という。思わず「え、最高?」と問い返すと、「そんな簡単に書けるものではないけど、この曲いいですねといわれたときは、最高の喜びです」。

 1月27日に郷里を題材に作詞した『ひとり安曇野』を発売。インディーズ(自主制作盤)の依頼も入るようになった。「まだ印税は電気代とガス代ぐらいにしかならない」が、もう趣味とはいえなくなった。

 昨年3月、姉が嫁いだ長野県松本市のお寺でコンサートを開き、自作の歌を披露した。中学時代の同級生が中心となって後援会も結成された。友人にCDを買ってくれとは言わず「ヒットして印税が入ったら、みんなでハワイへ行こう」と話している。甘い果実の収穫はこれからだ。

 ■大宮知信(おおみや・とものぶ) ノンフィクション・ライター。1948年、茨城県生まれ、中学卒業後、集団就職。週刊誌編集者など二十数回の転職を繰り返し、現在に至る。『平山郁夫の真実』(新潮社)『死ぬのにいくらかかるか!』(祥伝社)など著書多数。

 

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