【「01」発想講座】五感に訴える「AI」 人間くさいやり取り可能に 情報がAI側にもフィードバック (2/2ページ)

2016.03.04

アップルウォッチ
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 これまで目と耳だけを使ってスマホでやり取りしていたのが、肌で感じる感覚が加わったことで、こんな自然なやり取りが可能になったというわけだ。この仕組みに今後AIが加われば、さらに人間くさいやり取りが実現するだろう。

 ただ、AIを本格的にスマホやウエアラブル端末で動かすためには、部品をイチから作り直す必要があるようだ。Googleも、スマホ用のデバイスを新開発すると発表している。

 たとえば、メガネ型のウエアラブル端末である「Googleグラス」でAIが使えるようになると、AIが搭載されているカメラを介して周囲の状況を見渡したり、マイクを通じて音を聞き分けたりもできるようになる。

 そうなると、ユーザーは自分がかけているメガネに対して会話や指示を出すことができる。街中を歩いていて、「○○を見つけたら知らせて」と指示しておくと、Googleグラスのカメラが○○をとらえたときにプルプルと振動して知らせてくれる。音声で「○○が見つかりました」とも伝えてくれる。つまり、AIと連動した機器がユーザーの五感情報に訴える時代がやってくるのだ。

 それだけではない。クラウドでつながった複数の人たちが五感を使ってやり取りした情報はAI側にもフィードバックされる。ということは、従来の文字情報だけでなく、音声や振動・腕の動きなど、より多次元の情報をAIが得ることになり、AIはさらに高度な知能を持つことになるのだ。

 ちょっと空恐ろしい感じもするが、とりあえずはAIの恩恵を享受することを考えていこう。現在のパソコンやスマホ、ウエアラブル端末はさまざまな情報を得ることができるが、ユーザーがそれぞれのアプリを起動したり、検索語を入力したりする手間がかかるし、得られる情報があまりにも多すぎてイヤになるときもある。

 そこで、情報の取捨選択をAIに任せ、質問に対して必要な答えだけを音声や振動で返してくれるようにすれば、情報過多から逃れられるかもしれない。そうやって快適な生活を目指すのが、“AI1人1台時代”の正しい使い方だと思う。 (久保田達也)

 

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