<NPO編>シニアSOHO三鷹(1) 目標は「80歳でもできる事業」 (1/2ページ)

★<NPO編>シニアSOHO三鷹(1)

2016.05.11

久保律子氏
久保律子氏【拡大】

 リタイア後の元気なシニアに地域での「居場所」と「出番」を創造し提供しているNPO法人「シニアSOHO普及サロン・三鷹」(東京都三鷹市、代表理事・久保律子氏)は、今年で活動17年目を迎える地域とシニアを元気にするコミュニティービジネス型NPOの草分け的な団体だ。

 ■知恵・経験・技術・人脈を地域に生かす

 1999年に三鷹在住の慶応義塾大学のOG・OBが集まり任意団体としてスタートし、翌2000年にNPOとして法人格を取得した。現在、二代目代表理事を務める久保さん(66)は、以前は日本語教師をしていた。01年に会員として入会し、同NPOが行っていたパソコン事業の一環でホームページ作成の講師を務めた。その後04年に副代表に、翌年に初代代表理事の堀池さんに代わり二代目理事に就任した。

 「三鷹市は都心に通う人たちのベッドタウンで、企業を退職したシニア世代が大勢住んでいました。定年後を碁会所や図書館などで時間をつぶすのではなく、自分たちが今までに培ってきたことを生かして何かしたい、という思いで、まずIT系に強いメンバーでパソコン教室事業を始めたんです。それが当時の通産省の『シニアベンチャー支援事業』を受託し600万円の助成金を得ました」とスタート当時を久保さんは振り返る。

 知恵・経験・技術・人脈など多くの宝を持つリタイア・シニアが、地域に戻り、各人の特技を寄せ合いながら、IT事業を中心にさまざまな事業を立ち上げ、着実に実績と売り上げをあげてきた。

 現在は、(1)講座事業(シニアによるシニアのためのパソコン講座。三鷹市産業プラザ内パソコンルームで各種講座を開催)(2)学校事業(三鷹市内にある小中学校で委託事業を統括)(3)地域活動(地域貢献を目的として行われる活動を企画実践)の3つの事業を設置し、日々活発に活動中だ。

 また、新規案件を獲得するための営業活動、公募事業への応募・各企業などへの提案も行う「新規事業部」もあり、力を入れている。

 

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