【「01」発想講座】AIが変える「東京五輪」と観光 言葉の障壁なくなり新ビジネスも (2/2ページ)

2016.05.20

 (3)五輪を機に新しいビジネスも始まりそうだ。日本を訪れた外国人が、気に入った土地と家屋を購入しようと家主と直接交渉したり、自国や自社の製品を企業や個人に営業する動きも出てきそうだ。

 前述の同時通訳機能を使えば、外国人が日本語でプレゼンすることも簡単。弁の立つアメリカ人の弁護士が「米国の裁判ごとは私にお任せください」と売り込んだり、海外のビジネスマンが日本企業の会議室で直接、値段交渉する場面も増えそうだ。

 日本製の中古カメラや釣り道具は海外のネット通販でよく売れている。もともと高品質なうえ、日本人の扱いは丁寧で、中古といっても程度のいい品物が多いからだ。その中古市場は交渉力が決め手。交渉のその場で品物を画像認識させ、AIで市場価格を予測して交渉に入る。

 そうしたビジネスに付随する業務(見積もり・支出入条件・銀行管理・保険管理・為替や金融条件・貿易業務・陸海空の輸送・倉庫管理)も、AIが最適なプランを提示してくれる。

 こうした推測に、マリリンは「すべてが起きないとは否定できません」と答えた。

 東京五輪開催を前に、国や企業は外国人の“おもてなし”にばかり目を向けているが、そこにAIが登場することで言葉の障壁は取り払われ、面倒な事務的手続きも不要になる。タフな交渉に慣れていない島国ニッポンは、スッピンで世界と交わることになる。 (久保田達也)

 

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