トランプさん“対米債権国の日本”をナメたらいかんぜよ (1/2ページ)

2016.05.27

米国債の流通残高の推移
米国債の流通残高の推移【拡大】

 作家の石原慎太郎氏と亀井静香衆院議員は米大統領選で共和党の最有力候補、ドナルド・トランプ氏に対し、「なめたらいかんぜよ」(石原氏)、「米国のエゴがある」(亀井氏)と反発している。

 亀井氏は「残る政治家人生を賭ける」と言い、いくつかのルートを使ってトランプ陣営に働きかけ、「トランプではなく、花札を持っていつでも会いに行く」と腕まくりする。

 両氏が問題にしているのは、トランプ氏の在日米軍全額負担要求、日韓の核武装容認や日本製品に対する高関税の主張などだが、国際金融市場関係者が「世界不況を引き起こす」と恐れている発言もある。

 中央銀行である米連邦準備制度理事会(FRB)にドルを刷らせて、借金つまり国債の返済にまわすというアイデアだ。FRBのイエレン議長がそれを拒否すれば、首をすげかえる、とまでトランプ氏は公言するほどご執心だ。

 この案は荒唐無稽だとは切り捨てるわけにいかないし、妙に現実味がある。シカゴ大の故ミルトン・フリードマン教授の弟子、ベン・バーナンキ前FRB議長が提案したことがある「ヘリコプター・マネー」政策に似ているからだ。ヘリマネーとは中央銀行がカネを刷ってヘリから民間に向かってばらまく、というフリードマン教授作の寓話(ぐうわ)に基づくが、要は財政資金を中央銀行が創出し、供給する。トランプ案は粗野だが、その範疇(はんちゅう)に入る。

 

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