電子書籍を出す際に注意したいポイント 「本」として最低限の質を保っているかチェック (1/2ページ)

2016.07.14

紙・電子書籍ができるまでの流れ
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 以前、この欄で電子書籍出版は気軽にできると書いたが、実際に自分で本を書いて出版するには、いくつか注意したいことがある。インターネットのブログやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)などには、素人の文章が蔓延しているが、果たしてこれらの文章は多くの人にきちんと伝わっているのだろうか。

 現実には、誰かがちょっと書いた「一言」が炎上を招いてしまうことも少なくない。電子書籍もこれと同じく、誰でも気楽に出版できるからこそ、炎上の危険性をはらんでいることを肝に銘じておこう。

 また、電子書籍出版で大事なのは、その電子書籍が「本」として最低限の質を保っているかどうかだ。本の最低限の質というのは(1)誤字脱字がなく(2)暴力的な表現・差別用語などの不備な点がなく(3)きちんと読みやすく伝わっていること、である。

 最初から最後まで自己満足の主張と文章で終わってしまい、読者のことを考慮していない電子書籍も、市場に出す「本」とは言いがたい。

 もっとも、誰もが最初から良質な本が書けるわけではない。そのために、出版業界には編集者がいる。編集者が目を通した文章はさらに、校正・校閲にかけられ、正しい文章に仕上げられる。何度も校正を重ね、本として不備がないように確認を終えてから印刷作業に入るのだ。

 つまり、従来の「紙の本」には何人もの人が関わり、それらの人の目を通して著者の原稿はブラッシュアップされていく。本のタイトルや装丁にも編集者やデザイナーが絡み、1冊の本として形を作っていくのだ。これは、紙の出版ならばすべて工程は同じである。本は決して1人で作られるものではないのだ。

 

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