日本伝統木造建築の妙を実感 「木組み博物館」

2016.08.23

「木組み博物館」
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 清水建設などで社寺建設に携わっていた谷川一雄氏(63)が、昨年秋、退職後に「日本の伝統木造建築の技術を伝えたい」との思いから開館したのが「木組み博物館」だ。場所は谷川氏が施工管理を長年担当していた東京・早稲田穴八幡宮の隣のビル3階。

 入り口のビル1階は扉が閉じたままで、入るのに多少の勇気が要る。しかしエレベーターで3階に上がると、木の温かみを感じられる展示や模型が満載。

 展示の中心である「木組み」は、縄文時代まで遡(さかのぼ)れる、くぎに頼らず、木自体に切り込みを入れて、はめ合わせたり、つないだりする技術。木材を長く直線につなぐ「継手」や、直角につなげる「仕口」といった種類がある。「木組み」がいかにスムーズにつなげられ、ひとたびつなぐと堅牢(けんろう)であるかも、展示される部材を手に取り、実際にはめたり外したりして体感できる。

 それらの技術がふんだんに施された、薬師寺三重塔の升組部分の実物75%大の模型は圧巻。ほかにも旧歌舞伎座の床板や穴八幡における江戸時代の姿を再現した建物の木造模型、鬼瓦や和釘、また変わり種では昭和30年代にハワイに輸出計画されていた茶室模型まで見られる。 (矢吹博志)

 ■木組み博物館(東京都新宿区西早稲田2の3の26ホールエイト3階、(電)03・3209・0430)東京メトロ・東西線早稲田駅2、3b出口から徒歩4分 火・水・木曜日の10〜16時開館 入館料無料

 

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