インターウォーズ・吉井社長 企業内起業をバックアップ、事業と出合わせる“機会の窓” (1/3ページ)

★インターウォーズ・吉井信隆社長(62)

2016.08.30

吉井信隆社長(伴龍二撮影)
吉井信隆社長(伴龍二撮影)【拡大】

 企業内から名乗りを上げた起業家を支援し、事業をインキュベーション(新規事業の創生)してゆく。この独特のビジネスモデルを引っさげて、奔走する吉井信隆社長。リクルートから自らスピンアウトし、起業家としての道を選択した。背景には「起業家が1人でも多く増えれば雇用も増え、地方も日本も良くなる」という壮大な夢がある。 (齋藤裕)

 ──ビジネスモデルが、独特ですね

 「事業を育成するのではなくて、起業家人材をバックアップするビジネスモデルで、1人の企業内起業家に軸を定めて、支援するところに特化しています。起業家は本来育てられるものではありませんが、発掘し成長を支援することはできます。能力やアイデアを持っていても、機会に出合わないと起業はできません。その機会を私たちが提供しています」

 ──社名の由来は

 「インターウォーズのウォーズは『Window of Opportunities』の略で“機会の窓”という意味です。起業家が事業を立ち上げ、その企業が成長すれば雇用が生まれ、地域も日本も良くなる。そうした会社が誕生するには、起業家が事業機会に出合うことが不可欠だと考え、グローバル社会を見据えて国際的な事業機会の窓でありたいとの願いを込めました」

 ──企業内起業家を育成する塾があるそうですが、入るには試験が?

 「試験はないです。アイデアを発案して名乗りを上げ、会社から『面白いアイデアだ。事業計画にしてみろ』と送り出された人を受け入れています。これまで延べ900人くらいの卒業生が出ています。最近ではイントレプレナー(企業内起業家)塾で学んだ『プラス ジョインテックスカンパニー』の社員が介護・福祉施設向け通販カタログ『スマート介護』の新事業を立ち上げました」

 ──イントレプレナー塾では具体的にどういうことを

 「新規事業の立ち上げ人材を受け入れて、起業マインドの醸成や、実践的なフィールドワーク、事業計画の作成といったカリキュラムを実施しています。学ぶ期間は約4カ月。MBA(経営学修士)のように、知識の習得ではなくて100%実践的に行うため、例えば仕入れから販売まで具体的な事業計画を作り、最後にはプレゼンテーション演習も行います。みんな本気で取り組みますから精神的に追い込まれるケースも多くあります」

 「また、弊社で“出島”と呼ぶ、企業内起業家を密接にサポートするためのシステムがあります。企業内起業家を弊社オフィス内に受け入れて、母体企業から隔離します」

 

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