元刑事が大震災を機に起業 「見抜く技術」を伝える講師に (1/2ページ)

2016.09.02

講演の仕事で地方に行く森さん(東京駅前で)
講演の仕事で地方に行く森さん(東京駅前で)【拡大】

 企業の人事担当者がコンサルタントになる例は珍しくないが、森透匡(ゆきまさ)さん(50)は千葉県警の元警部。詐欺や横領、贈収賄など知能犯の捜査を担当してきた。元警察官の人事コンサルタントは「珍しいでしょうね」と森さん。

 別にやましい気持ちがあるわけではないけど、今日は元刑事さんなのでちょっと緊張しておりますと言うと、「講演会場で司会者に間違われることもありますよ」と笑う。終始笑みを絶やさず、質問に対する答えもソフト。

 高校を出て警察官になった。在職27年間のうち20年間は刑事。転機は東日本大震災。救助隊の責任者として64人の部下を連れて被災地・福島へ入った。一瞬の津波で街が消え、多くの人命が失われた。その悲劇を目の当たりにしたとき「人間はいつ死ぬかわからない。生きているうちに何か挑戦したい」と思うようになった。

 起業本やビジネス書を読みあさり、前に本欄でもご紹介したことがある三宅哲之さんの起業塾に入門。「メチャクチャ面白かった。みんな自分の能力をフルに使って」切磋琢磨(せっさたくま)している姿を見て、退職を決意。安定した仕事を捨てることに周囲は驚いたが、「ノンキャリアだからね、キャリアを追い抜くことはできない。俺の将来はこうなるだろうという先がだんだん見えてくる」

 

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