10月中旬、筆者は使用中のiPhone6の通信契約をドコモから格安SIMに乗り替えた。その体験を紹介しよう。
きっかけは、使用中のiPhone6の本体分割支払いが12月で終わること。その後は「月々サポート」割引がなくなり、わずかだが高くなるのだ。納得できるわけがない。
そこで、格安SIM(フリーSIM)をネットで調べてみた。非常に多くの業者・サービスがあり、選択は難しかったが、料金が安くてドコモ回線を使用しているFREETEL=写真(1)=に絞り込んだ。ドコモの料金には納得いかないが、通信エリアの広さやつながりやすさには満足しているからだ。
FREETELはネット経由でも契約できる。だが、ネットでの手続きには不安があったので、代理店である大手家電量販店に行った。すぐに申し込もうとしたところ、販売員がこちらの事情を聴いてくる。おそらく、販売店にとって都合のいい通信業者を勧めたいのだろう。
いちおう相談してみると、ほとんどスマホを使っていない筆者は、FREETELの「使った分だけ安心プラン」の音声通話付きで月額5000円近く節約できることがわかった。
手続きは簡単。販売員がドコモへ電話をかけてくれ、筆者が本人確認や解約条件の合意など、5分ほどやり取りした後にMNP予約番号を電話口で聞いて解約手続きは終了。この番号を使ってFREETELの契約を済ませたが、SIMを受け取るまで30分以上待たされた。店頭なら早いとはかぎらないようだ。相談開始からSIM受け取りまで約2時間かかった。