【「01」発想講座】身近なモノに置き換える「IoT」 (1/2ページ)

2016.11.08

先月開催された「CEATEC JAPAN(シーテックジャパン)2016」では、IoT関連の技術も多数披露された
先月開催された「CEATEC JAPAN(シーテックジャパン)2016」では、IoT関連の技術も多数披露された【拡大】

  • <p>村田製作所が開発した、交通渋滞を各レーンごとに検知できるIoTシステムのイメージ</p>

 「IoT」という言葉が注目されている。「モノのインターネット」と訳されるが、簡単に言うと、われわれの身の回りの物にネット接続機能をもつセンサーを組み込んで情報を集め、そのデータをインターネット経由でサーバーに送り、さまざまな“モノ”から集められた情報を利用しようという仕組みのことである。

 ■例えば─スマホ

 わかりやすい例はスマートフォンだ。

 スマホには(1)外部映像を撮るカメラ(2)音を感知・録音するマイク(発音するスピーカーもある)(3)位置を測定するGPS(全地球測位システム)(4)移動を感知する加速度センサーなどが内蔵されている。これらのセンサーから入手した映像や位置情報や移動状況などの情報を通信でサーバーに送り、情報取得や共有が行われている。これは日頃からスマホを使い慣れている人にはよくわかっていると思う。

 また、今後広まっていくといわれる「自動運転車」には、さらに多様化した情報を収集できる各種センサーが搭載されている。車体外部には、路面が悪路か舗装路かなどの状況を感知できるセンサーが備わっている。周辺にある車や人、駐車場の壁などを感知するセンサーもある。内部にも乗車人数や車内温度、湿度、空気の汚れなどを感知するセンサーが装備されている。

 それらの情報を一種の人工知能が管理し、対応処置と操作実行が行われ、車を目的地まで自動操縦する。

 電気自動車の場合は、自宅で充電した量と車のバッテリー充電量、車がどの方向にどれだけ移動したかなどもわかるため、世界中の電気エネルギーの現在マップと今後の蓄電予測量が割り出せるようになる。

 では、スマホや車のセンサーをわれわれの身の回りの物に置き換えてみると、どんなことが考えられるだろうか。

 ■例えば─帽子

 帽子について考えてみよう。カメラ、マイク、GPS、加速度センサーを内蔵した帽子をかぶって外を歩けば、リアルタイムで位置情報がわかり、見かけた映像を送信することもできる。さらに、何かが接触したら反応するタッチセンサーや光センサー、風力計、気温計、湿度計を取り付けておけば、雨が降り始めたときに、いつ、どの場所で、どのぐらいの雨が降っているかがわかる。

 つまり、この帽子をかぶっている人から集めたデータで世界中の気象情報を得ることができるわけだ。一方、この帽子に骨伝導イヤホンを加えれば、災害予告や危険回避メッセージを持ち主に伝えることもできる。

 

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