【「01」発想講座】身近なモノに置き換える「IoT」 (2/2ページ)

2016.11.08

先月開催された「CEATEC JAPAN(シーテックジャパン)2016」では、IoT関連の技術も多数披露された
先月開催された「CEATEC JAPAN(シーテックジャパン)2016」では、IoT関連の技術も多数披露された【拡大】

  • <p>村田製作所が開発した、交通渋滞を各レーンごとに検知できるIoTシステムのイメージ</p>

 ■例えば─靴

 次に、靴のIoTを考えてみよう。センサー付きの靴を履いて歩けば、移動の軌跡と距離、スピードがわかり、外部センサーで他人の位置情報もわかるようになる。足踏みすることで、その位置をマップに記録させたり、カカトとカカトをコツンと合わせることで何らかのスイッチのオン・オフができる仕組みも搭載できる。

 では、新聞をIoTにしたらどうなるだろうか。

 紙面(画面)に指紋認証センサーを備えれば、誰がどのページをどのぐらいの時間開いていたかがわかり、読者が外に持ち出した場合は持ち歩いた軌跡と今どこにいるのかがわかる。気に入った記事を指でトントンたたけば、その内容をコピーして自分専用のサイトに“切り抜き保存”できるようにしておけば、読者への保存サービスと同時に、どの記事が読者に気に入られているかもわかる。

 公共インフラである道路にセンサーを埋め込めば、交通状況や人の往来がわかり、ビルの屋上に埋め込めば雨や天気の状況がわかる。

 IoTは、“モノ作り大国”復活を悲願とする日本にとっても、渡りに船と言える技術だ。製品にセンサーと通信装置を取り付ける(プリントする)高度技術は日本のお家芸。IoT化した日本製品は高付加価値商品となるだろう。

 さらに、工業用ロボットをIoT化して人工知能に生産管理させれば、人件費が格段に押さえられ、工業化の次の段階、いわゆる「インダストリー4.0」が実現する。アジアの安い労働力にお株を奪われた日本だが、再びモノ作り大国として返り咲くことも可能だ。 (久保田達也)

 

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。