日本自動車メーカー“沈黙”のナゼ トランプ氏の公約「NAFTA撤退」に (1/2ページ)

2016.11.26

 全日空は2017年2月に成田−メキシコシティ直行便の運航を開始する。フライト時間はメキシコシティ行きが12時間15分で、エコノミークラスの往復運賃は11万1000円から。毎日1往復運航する。

 日本とメキシコの航空会社は以前から直行便の運行を望んでいた。ただ、南北に長いメキシコでメキシコシティはかなり南側に位置し、「何か観るところがあるのか?」と尋ねられても「ウーン」と考えてしまうぐらい何もない。

 マヤ遺跡が点在し、世界中の人がバカンスに訪れる観光地のカンクン(ユカタン半島)は南東部のカリブ海沿岸にあり、メキシコシティからはけっこう遠い。

 一方、日本の自動車メーカーが集結しているのが、私も昨年3月に行ったメキシコ中央部のレオンと、メキシコ第2の都市であるグアダラハラだ。自動車部品会社の多くは米国の国境に近い北部のモントレイ(保税区)にある。今回の直行便は観光需要というより、日本のビジネスマンの出張渡航を取り込もうということなのだろう。

 人件費の安いメキシコは現在、日本を含めた世界40カ国以上の企業の製造、輸出の拠点になっている。この5年間で日系企業の進出数も約2倍に増加した。特に自動車産業を中心に結びつきは強い。トヨタ自動車も14日、19年に稼働を始めるメキシコ新工場の建設予定地で起工式を開いた。場所はメキシコ中央部のアパセオ・エル・グランデだ。

 
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