転職流浪の末にインドで修業「人生変える笑い」の講師に (1/2ページ)

2016.12.16

「いつでもどこでもだれでも笑えますよ」と、駅の人混みで突然笑い出した
「いつでもどこでもだれでも笑えますよ」と、駅の人混みで突然笑い出した【拡大】

 挨拶を交わし名刺を渡しながら「気を抜けない男です」と妙なことを言う。東京・新宿に事務所を構える「オフィス共笑(ともえ)」代表の杉本あきほさん(本名・明穂、52)。「笑う講師」である。「名前があきほだから、きを抜くとあほになっちゃう」といきなりのジョーク。「人生を変える第三の笑い」をコンセプトに企業研修などを行っている。

 お笑いの文化が息づく大阪で生まれ育った。京都の大学を出た後、大手外食産業に就職。九州・福岡支店へ配属されたが「ブラックな職場」だったため1年ちょっとで辞め、その後は転職流浪。旅行の添乗員や不動産会社の営業マン、タレント活動をしたこともある。30代半ばで結婚し、携帯電話販売代理店営業マンの“定職”に就いた。

 研修講師の仕事に関心を持ったのは、故横山やすしの元マネジャー、大谷由里子さんの講演を聞いたのがきっかけ。1年後、再び大谷さんと会ったときに、「東京で仕事をしないかと誘われ」、約20年に及んだ福岡の生活を精算し東京へ出てきた。

 大谷さんの事務所に所属してスタッフ兼タレント活動を始めたが「全然芽が出なかった」と苦笑い。どうしようと思い悩んでいたとき、経済紙に「ラフターヨガ(笑いヨガ)」についての記事が載っていた。インドの医師が考案した笑いのエクササイズ。楽しいことがあったとき自然に生まれる笑いやギャグやユーモアによるものと違って、ラフターヨガは「自分がおもしろいと思って笑う」第三の笑い。

 
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