『住友銀行秘史』には書かれなかった著者の金銭&愛人訴訟 (3/3ページ)

2017.01.01

 それに対して、Cさんが鞄の損害額として1万7000円、ドライヤーの損害額として3000円、住民票取得によるプライバシー侵害の慰謝料として138万円など、計154万円の賠償を求めたという争いである。

 被告となったDさんは準備書面で〈原告は過去から現在に至るまで訴外國重惇史氏と親密な男女交際をしている人物である〉と指摘し、鞄やドライヤーの廃棄について否認した。プライバシー侵害については、夫の不倫相手に対して法的措置を取るための〈正当な調査行為〉だったと主張している。Cさんはこう語った。

 「現在、國重さんとは交際関係にありませんが、友人としての交流はあります。提訴に踏み切る前に國重さんに相談し、裁判が始まってからも経過報告をしています。原告側の証人として國重さんが陳述書を提出する予定もあります」

 Dさん側にも話を聞こうと代理人の弁護士に事実関係の確認を求めたが、「取材には一切応じられない」と回答した。

 2つの裁判の提訴はいずれも8月。著書の刊行を間近に控えながら、國重氏はこれらのトラブルを抱えていたということになる。

 國重氏を直撃するも「裁判についてはノーコメント。本の内容以外のことは答えられません」と言うのみだった。國重氏の友人が明かす。

 「國重さんは本が出版された10月に自宅マンションを手放し、単身でワンルームマンションに引っ越している。最近の服装はいつも上から下までユニクロで、金銭的にも苦しそうでした。そんな中でも周囲には辛い表情を見せず、毅然と振る舞っていた」

 巨大銀行を救った“英雄”をもってしても、自身の人間関係のトラブルは解決し難いということか。『住友銀行秘史』には記されなかった秘部である。

 ※週刊ポスト2017年1月1・6日号

NEWSポストセブン

 

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