【トレンドウオッチャー木村和久の世間亭事情】原子力空母「ドナルド・トランプ」の就役はいつ? 米海軍最強の象徴、偉人級の大統領の名前拝借するワケ

2017.01.26

空母ロナルド・レーガン(米海軍提供)
空母ロナルド・レーガン(米海軍提供)【拡大】

  • <p>空母ロナルド・レーガンのようにトランプ大統領の名を冠した空母は誕生するか?(AP)</p>

 とにもかくにも、トランプ大統領就任、おめでとうございます。共和党の強硬路線の大統領ですから、近い将来、原子力空母の名前になる可能性が、十分あります。本来なら華麗な軍歴が欲しいのですが、トランプ氏は、数回に渡る兵役免除により、軍隊経験はありません。でも大統領の活躍次第で、十分空母の名前になりえます。

 「原子力空母ドナルド・トランプ」ですか、カッコいいですね。これが「空母バラク・オバマ」とか「空母ヒラリー・クリントン」って、ちょっとイメージが湧きません。名は体を表すとは良く言ったものです。

 今回は大統領名のついた空母の歴史と、今後の展開を考察します。最初に大統領の名前が冠せられたのは、「空母フランクリン・D・ルーズベルト」からです。ルーズベルト大統領は、第二次世界大戦を終結させた立役者です。在任中、脳卒中で急逝したので、選挙もせずに、次の大統領になったトルーマンが、感謝を込めて空母の名前にしたとか。戦後は「ミッドウェー」「コーラルシー」(珊瑚海海戦)など、勝利した地名を空母名にすることもありました。過去に、強襲揚陸艦「イオージマ」というのが存在しました。勝手に日本の地名を使うって、どうなのと思いますね。

 そんなわけで、空母は米海軍最強の象徴です。ゆえに偉人級の大統領、「リンカーン」「ワシントン」などの名前を拝借、加えて好戦的な共和党の大統領の名前、「ロナルド・レーガン」「ドワイト・D・アイゼンハワー」などを使うようになったのです。

 民主党出身で「ケネディ」「ルーズベルト」「トルーマン」も、空母名になっていますが、大きな戦争のない現在は、強硬路線を貫く、共和党の大統領が空母名になりやすいのです。

 ちなみに今年「ジェラルド・R・フォード」という新型空母が就役予定です。10万トン超の排水量で、10隻の建造計画があり、2番鑑「ジョン・F・ケネディ」、3番艦「エンタープライズ」までが決まっています。その後は、未定ですが、トランプ大統領が予算を獲得し、20年ぐらい先の10番艦あたりに、こっそり自分の名をリクエストしたりして。

 トランプ大統領が軍功欲しさに、余計な戦争を始めないでほしいと思う、今日このごろです。

 ■木村和久(きむら・かずひさ) コラムニスト、デイトレーダー、夕刊フジ「株−1グランプリ」月間優勝2回。日本文藝家協会会員。ゴルフ雑誌等に連載多数。

 

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