CROOZ・小渕宏二社長、大胆な業態転換可能にした“アナログ思考” 低価格帯のファッション通販サイト成功のウラ (1/3ページ)

★CROOZ(クルーズ)・小渕宏二社長(42)

2017.03.28

CROOZ・小渕宏二社長(菊本和人撮影)
CROOZ・小渕宏二社長(菊本和人撮影)【拡大】

 六本木ヒルズにあるオフィスの入り口は、宇宙船のような雰囲気で、来訪者を異次元の世界に誘う。創業以来、業態の大胆な転換を繰り返したのちに、低価格が売りのファッション通販サイト「SHOPLIST(ショップリスト)」を成功させた42歳のトップ。さぞかしデジタルな経営論を展開させるかと思いきや、意外にも、アナログな経営判断が重要だと強調する。 (中田達也)

 −−SHOPLISTの特徴は

 「ファストファッションに特化しています。世界的にみても、敷居の低いカジュアルな服をいくつも買ってコーディネートするという時代だと思いますし、ユーザーもそれを求めています」

 −−洋服のネット通販という点では、ZOZOTOWN(ゾゾタウン)と比較されることも

 「全く意識しない、ということはないですが、あくまで考えなくてはいけないのはユーザーのことです。僕らの存在価値として、低価格帯という軸を決めているので、その価値をどうやってユーザーに上手に伝えるかどうかを真剣に考えています。そのうえで、ユーザーのためになる良いものは取り入れるという姿勢ですね」

 −−物流面で重要視していることは

 「商品が手元に届くまでのスピードと満足感です。トイレットペーパーなどの日用品と違い、服に関しては当日ほしい、1時間後に届けてほしい、といった需要がそれほどあるとは思っていません。ただ、お客さまが満足できる日までには絶対届けることはお約束しなくてはならないと考えています。入荷、保管、出荷作業を最適化することや、洋服のブランドとの交渉を進めるということで、これは終わりのない企業努力ですね」

 −−人工知能(AI)を業務に活用する予定はありますか

 「興味はありますし、世の中のために有効に使えるツールだと思います。ただ、企業に導入する前に、AIで何をするのか、きちんと決める必要があります。“AIががんの治療法を発見した”というニュースもありましたが、それも医師による論文データの蓄積があったからこそできたことです。経営者としては、人の教育というアナログなことをきちんとやるのが先で、それができないぐらいなら社長をAIに代えた方がましですね」

 

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