“発火スマホ”イメージ払拭へ サムスン新機種は安全重視

2017.03.31

サムスン電子の新型スマートフォン「ギャラクシーS8」と「ギャラクシーS8プラス」を発表する高東真(コ・ドンジン)無線事業部長 =29日、米ニューヨーク(AP)
サムスン電子の新型スマートフォン「ギャラクシーS8」と「ギャラクシーS8プラス」を発表する高東真(コ・ドンジン)無線事業部長 =29日、米ニューヨーク(AP)【拡大】

 韓国サムスン電子は29日、米ニューヨークで開いた製品発表会で、新型スマートフォン「ギャラクシーS8」と「S8プラス」を発表した。昨年のスマホの発火事故で世界販売台数1位から転落した同社にとっては巻き返しのカギを握る旗艦端末となる。電池容量を減らすなど性能競争からは一線を画して安全にも配慮、事故によるマイナスイメージの払拭を図る。

 米国では4月21日に発売されるが、日本国内の発売は未定。これまでギャラクシーを取り扱ってきたNTTドコモとKDDIが発売日や価格などを発表するとみられる。

 S8は画面サイズが5・8インチ、S8プラスは6・2インチで、基本画面に戻るためのボタンをシリーズで初めてなくした。現行の「S7エッジ」よりも上下左右の画面の縁を少なくした全面ディスプレーが特徴だ。一方、中央演算処理装置(CPU)やカメラの性能については現行からの変化は少なく、バッテリーは現行から600ミリアンペア時減らした。

 同社はニューヨークの発表会見で安全性への対応に言及しなかった。バッテリーを減らしたことについても「端末の横幅を減らして持ちやすくしたため」(日本法人関係者)としており、発火事故への対応を表立っては示していない。

 ただ、関係者によれば、社内の製品安全検査の基準を厳しくして、再発防止に向け抜本的な対応をとったという。バッテリー容量の削減についても、携帯事業者からは「減らした方が危険性は少ない」との声も聞かれ、発火事故を意識したとの見方も強い。

 一方、S8がサムスンの世界販売台数に与える影響について、調査会社BCNの道越一郎チーフエグゼクティブアナリストは「以前のようなシェアを取り戻すには時間がかかるだろう」と厳しい見方を示している。

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