牛丼“御三家”伸び悩みのワケ コンビニ、ファストフード店“躍進”で専門家「値下げだけでは…」 (1/2ページ)

2017.04.11

回復の兆しが見え始めた吉野家。牛丼大手は、斬新な経営戦略も求められているようだ(合成写真)
回復の兆しが見え始めた吉野家。牛丼大手は、斬新な経営戦略も求められているようだ(合成写真)【拡大】

 サラリーマンの味方、牛丼チェーン店がこのところ伸び悩んでいる。3月の既存店売上高は「吉野家」「すき家」「松屋」の“御三家”が全てプラス成長に乗ったが、日本マクドナルドなど他業態と比べると見劣りがする。朝、昼の稼ぎ時は客の争奪戦が激化しており、専門家は大胆な打開策が必要だと提言する。

 吉野家ホールディングスが発表した吉野家の3月の既存店売上高は、前年同月比1・1%増加した。松屋などを運営する松屋フーズは同4・2%増、すき家などを展開するゼンショーホールディングスも同0・2%増とそろってプラスの売り上げを計上した形だ。

 だが、ほかの外食企業はもっと成長している。トリドールホールディングスのうどん店「丸亀製麺」は同5・3%増を記録。日本マクドナルドに至っては同16・5%増と16カ月連続のプラス成長を達成した。これらと比較すると、吉野家など牛丼大手の伸びは「鈍い」との印象も受ける。

 その背景について経済評論家の平野和之氏は、吉野家をはじめとする牛丼専門店が、朝・昼帯の「稼ぎ時」に思うように客を呼び込めていない現状があると指摘する。

 「特にリーマン・ショック以降、昼飯はワンコインが定着するなどいかに安く上げるかが重要視されるようになり、コンビニやファストフード店を利用する人が増えた。だが、牛丼を中心とする丼物は、カレーなどのサイドメニューを加えたとしても、『毎日食べるというものでもない』ということが、競合他社に“侵食”されやすい状況を生んでいる」

 

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。