ランドセルの本場から東京に店舗進出「村瀬鞄行渋谷店」

2017.04.18

「村瀬鞄行渋谷店」
「村瀬鞄行渋谷店」【拡大】

 初めてランドセルを手にしたときのうれしさと革の匂いの記憶は何十年経っても忘れられない。現在、購入時期は年々早まり、ゴールデンウイークが次年度向け最大商戦のスタートなんだそうだ。

 馬具製作の伝統を継ぎ、日本有数のランドセル生産地だという名古屋市に本社を持つ村瀬鞄行(かばんこう)が昨年、東京・渋谷に開いたショールーム兼直営店舗では、「先週も長野からおじいちゃん、おばあちゃんとともに、ご家族がいらして購入されました」という。ランドセルは三世代で子への思いを共有できる品なのだ。東京進出には、年々変わるニーズを把握する意図もある。

 創業60年の同社では手縫いにこだわり、80歳過ぎの名工から20代まで5人の手作り職人を中心にランドセルを作っている。パーツは200以上。一方、背あて素材には宇宙開発向けに作られたメモリーフォームという衝撃吸収素材を使い、成長期の子供に優しい機能を加え新機軸に挑む。

 人気は牛革製、色は男の子なら新色のアメシスト、女の子はボルドーやターコイズ。「昨年も早々に売り切れました。手作りゆえ、受けられる予約数も限りがあります」とのこと。渋谷店の奥には昭和20年代製作、赤バットをふるう野球選手の絵が施されたランドセルも展示されている。 (矢吹博志)

 ■村瀬鞄行渋谷店(東京都渋谷区渋谷1の9の5ナスタックビル1階、(電)03・6434・1004)11〜18時 木曜定休

 
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