文化を風物詩にした京都「畳まつり」 意外なビジネスにつながった舞台裏 (1/2ページ)

2017.05.03

浄土宗大本山「清浄華院」で行われる畳供養は注目のイベントになった=京都市上京区
浄土宗大本山「清浄華院」で行われる畳供養は注目のイベントになった=京都市上京区【拡大】

 ゴールデンウイークが目前に迫り、全国各地で多彩なイベントが予定されています。そんな中、世界一の観光都市・京都のど真ん中で畳の魅力を世界にアピールする「畳寺の畳まつり」が開催されることになりました。これは単なる祭りではありません。20年前に比べて3分の1まで落ち込んだ畳の需要を、文化の側面から掘り起こそうとする畳業界の熱い思いが込められているのです。

 畳の歴史は古く、約1000年前から日本人の暮らしに根付いています。しかし近年になって洋風建築やマンションがもてはやされ、イグサの香りやゴロリと寝転がってくつろぐ快感は忘れられがちになりました。

 もちろん畳業界はあの手この手で需要促進をはかっていますが、時代の大きな流れを変えることは至難の業です。なかなか思うように捗(はかど)りませんでした。

 そんな中、日本文化を今に伝える寺院は時代に流されることはありません。言い換えれば約1000年もの間、日本人の生活に根付いてきた畳文化がリアルに息づいているのです。

 なかでも「畳寺の畳まつり」の会場となる京都市上京区の浄土宗大本山「清浄華院(しょうじょうけいん)」は、日本有数の広大な畳の大方丈(おおほうじょう)を有し、「畳寺」とも呼ばれています。畳業界との縁も深く「日本人が畳の良さを忘れてはいけない」と5年ほど前から畳の振興に協力してくれるようになり、まずは清浄華院の伝統儀式にのっとって古い畳を供養する「畳供養」の催行が始まりました。

 

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