副業として利点や課題を現場経験 空き時間で起業の予行を

2017.05.09

 私は、定年前に副業を通じて自分の力で稼ぐトレーニングを行うことをお勧めしています。たとえば、物流業界は人手不足ですので、体を使うことが好きな人は、「ものを運ぶ」という仕事を検討すると見つかりやすいかもしれません。中でも、自転車に乗るのが好きな人には、「空き時間を有効に使うデリバリーの副業」があります。

 「UberEATS(ウーバーイーツ)」といって、スマートフォンのアプリを通じ、人気のレストランの料理を自宅まで届けてもらうサービスです。

 Uber社は、どこにいてもスマートフォンのアプリで配車を手配できるサービスで急成長した米国のベンチャー企業です。日本ではUberEATSの事業を東京からスタートしています。自宅や会社にいながらにして、スマホで高級店や人気店の料理を注文できるのですが、そのデリバリー要員として自転車での「配達パートナー」の登録を求めています。

 UberEATSのホームページにある配達員登録のコーナーから登録するのですが、自転車を借りることもできるようです。報酬は出来高払いですが、評価が高まると配達の指名が増え、報酬も増えるようです。

 配達の指示を受けたり、道案内のためにスマホも必要でしょう。安全面のリスクを考えて、自転車保険なども検討した方がいいかもしれません。新しい分野の仕事ですが、今後こういう「空き時間を有効に活用するビジネス」がどんどん増えてくるでしょう。

 副業として最先端ベンチャーの現場を経験し、その利点や課題を身をもって体験してみると、定年後のビジネスの参考にもなるかもしれません。 (取材・構成:藤木俊明)

 ■片桐実央 起業コンサルタント、行政書士、FP、銀座セカンドライフ代表取締役。著書に『「シニア起業」で成功する人・しない人〜定年後は、社会と繋がり、経験を活かす〜』(講談社)。

 
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