「安藤ハザマ」に注目 合併で一層の発展・成長も

2013.07.07

 日経平均は6月26日の安値1万2826・51円から7月3日高値1万4164・77円まで、6日間で1338・26円(10・43%)の急騰劇を演じた。米国では、FRBが早期に量的緩和を縮小するのではないかとの懸念が後退した。

 また、中国人民銀行(中央銀行)が「シャドーバンキング」対策で市場への資金供給を絞り、中国発の金融不安が強まったが、6月28日には周小川総裁が「市場の安定を守る」として資金供給に柔軟な姿勢を示し、不安心理の払拭に動いた。これで、過度な不安心理が薄れ、円相場が円安に振れ、日本株も急激に戻った。こうなると市場は落ち着きを取り戻し、個人好みの銘柄の戻りが期待できるだろう。

 まず、「ルネサスエレクトロニクス(6723)」は、6月27日、第4世代ワイヤレスモデム事業(携帯電話用のシステムLSI事業)から撤退すると発表した。これが注目ポイントだ。

 事業を中止するのは子会社のルネサスモバイル傘下のフィンランド、インド、中国のグループ会社。モバイル社の日仏の拠点は当面は残し、車載用などのシステムLSI事業を続けるという。

 割増退職金など事業撤退に伴う損失を2014年3月期以降に計上する。想定を上回る厳しい市場環境にかんがみ、ルネサスグループとして中核事業への経営資源の集中をさらに進めるべく、当該事業撤退で構造改革を急ぐ。

 次に、「安藤ハザマ(1719)」は4月1日、安藤建設と間組との合併により誕生した。国土交通省が6月28日発表した建設工事受注統計によると、5月の大手50社の受注総額は前年同月比26・0%増の7781億円で、2カ月連続の増加だった。これが注目ポイントだ。

 このような状況下、経営統合による事業規模の拡大と経営の効率化に加え、建築に強みを持つ安藤建設と土木に定評のあるハザマが、これまで築き上げてきた実績をもとに補完性を生かし、技術力・営業力・コスト競争力でシナジーを発揮することで、一層の発展、成長を図れる点が魅力。

 そして、「ケネディクス(4321)」は国内最大の独立系アセットマネジメント会社で、年金基金等国内機関投資家や外資系投資家からの運用受託、J−REITの運用など、不動産ファンドビジネスを手掛ける。

 国税庁は7月1日、相続税や贈与税の算定基準となる2013年分の路線価を公表。全国約36万地点の標準宅地の増減率は平均で前年比1・8%減。5年連続で下落したものの、下落率は前年より1ポイント縮小した。

 宮城、愛知両県で上昇に転じたほか、残る45都道府県も下げ幅は縮小し、下げ止まり傾向が鮮明になった。これが注目ポイントだ。 (株式会社カブ知恵 代表取締役・藤井英敏)

 

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