都知事選が株価に悪影響もモタモタ局面は買い場 パナソニック事業改善に注目

2014.01.17

連載:株式フジ

 通常、首都東京であっても首長選挙が株価に大きな影響を与えることはありません。しかし、今回の都知事選はもしかすると株価に影響、それも悪影響を与える結果になりかねないと危惧しています。おおむね候補者が出そろってきていますが、有力候補の中に「安倍政権」の政策と真逆の主張をしている者がいます。本来、東京都知事選挙の争点になるはずがない「原発のこと」を政策の中心に据えています。安倍政権の政策にミソがつくと、ここまで大きな成果を上げてきた「アベノミクス」が腰折れすることにもなりかねません。株価もそうですが、せっかく上がりはじめた賃金についても元の黙阿弥になる可能性があります。

 1月14日(火)に日経平均株価は500円近く値下がりしました。率にして約−3%です。前日のNYダウの値下がりは約−1%にすぎなかったのに…。

 同時にNY市場で円高が進んだことも悪材料として指摘できますが、それにしても日本株が目立って下げた印象があります。これは「日本株固有の嫌気する理由」があったからに他なりません。

 元総理2人が並んで記者会見をしたのと時を同じくして日経平均株価は一段安にもなりました。細川氏は株式市場にはネガティブな候補者だと捉えることができます。彼が当選する流れが出てくれば株価には厳しいものとなるでしょう。

 そうならなければ、このモタモタとした局面は絶好の「買い場」となります。現状ではとりあえず買っておくのがベターだと思います。株式投資にはもともと“絶対”はないのです。そうした中で可能性にチャレンジする(=リスクを取る)ことが成果につながるものと考えています。

 具体的には「パナソニック(6752)」に注目しています。事業面での改善に加えて、ここ最近では財務面の改善も材料視されています。

 ある外資系証券では2014年度に目標ROE(自己資本利益率/経営の効率性を計る指標)10%を達成するだろうとしています。会社の中期財務目標を1年前倒しで達成することになる計算です。同株が13年の東証上場大型株の値上がり率上位だったことを知ると驚かれる方もいるでしょう。パナソニックは様変わりしているのです。

 このほかでは東証の中心銘柄(!)である「ソフトバンク(9984)」の押し目も少し拾っておきたいところです。9000円台回復はすぐにもありそうです。 (株式ジャーナリスト・天海源一郎)

 

注目情報(PR)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!