リクルートHD上位株主に故・江副氏、約506万株を保有 150億円超 (2/2ページ)

2014.10.07


リクルートホールディングス【拡大】

 バブル崩壊で不動産や金融事業の業績が悪化して経営危機となり、92年には江副氏の保有株をダイエーに売却。「売却益は400億円ともいわれた」(兜町関係者)

 リクルート株の譲渡は江副氏とリクルート、そしてダイエーの分岐点となった。前出の関氏は解説する。

 「買収は江副氏と中内功氏の個人的なつながりによるもので、本業と関係のないリクルートを無理に買収したことはダイエー転落のきっかけの一つとなった。江副氏は株の売却資金を株で運用、勝負強かったことで知られており、資産規模は(今回のリクルート株の評価額)150億円をはるかに上回るのではないか」

 リクルートはダイエーから自社株を買い戻し、インターネット分野にも積極的に進出、1960年の創業から半世紀を経て持ち株会社の上場にこぎ着けた。対照的にダイエーはイオンの傘下に入り、2015年にも上場廃止となる。

 「リクルートは会社としては江副氏を切り離しているが、自分のやりたいことをやる提案型の企業、という江副氏のイズムは残っている。ダイエーは中内氏のジュニアを後継者に決めていたこともあり、他の社員が登用されなかったことが不幸だった」(関氏)

 

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