日経1万9000円前での「足踏み」は健全な相場リズム (1/2ページ)

2015.03.06

連載:株式フジ

 日経平均株価が1万9000円を前に足踏みしているのは、安倍政権中枢に噴出している政治献金問題が原因ではないと思います。

 2007年の第1次安倍政権時には、スキャンダル(松岡農水相死去、久間防衛相、赤城農水省辞任など)が影響し参院選で大敗(07年7月29日)、当時も高値にあった日経平均株価が下落していった経緯があります。

 その後、安倍首相は辞任し、そこから政治の混乱がさらに加速していくことになりました。しかし、今回は株式市場の反応を見る限り、それほどのことにはならないと思われます。もし、政治が大混乱に陥るのであれば、株価は足踏みどころか急落するはずなのです。

 4月に統一地方選挙を控えていますが、仮にこの選挙で与党が目標議席を獲得できなかったとしても、それによって今の安倍政権が揺らぐことはないでしょう。

 現在の「足踏み」は極めて健全な相場のリズムにのっとったものだと思います。考えてもみてください。1月16日の安値1万6592円から3月2日の高値1万8939円までほぼ休みなく上げてきたのです。

 株価が上がれば上がるほど「そろそろ利益を確定したい」と思い、売りを出す投資家は増えてくるのです。それが今です! 1万9000円という節目に接近したことも利益確定を加速させる心理的な要因になりました。

 一旦利益を確定した投資家が再び買いに出れば日経平均は一段高になりますが、それにしても「できればもっと安く再出動したい(=買いたい)」と思うのは当然のことです。今はそのタイミングを測っている状況だと思います。

 

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