「デジタルアーツ」「ラック」大本命 荒れる5月にはパワーのある銘柄を

2015.05.01

連載:株式フジ

 本稿が読者の目に触れる頃には「日銀金融政策決定会合」が終了しています。そして「追加金融緩和」の有無が判明しているでしょう。事前予想では、今回の会合において追加緩和は実施されないとの見方が大半でした。

 米ブルームバーグ社の調査ではエコノミスト34人のうち、32人が「今回は見送られる」と予想していました。もし、大方の予想に反して実施されたとなると、カウンターパンチのようなインパクトを持つことになり、株価はワッと上昇することになるでしょう。

 そして、見送られた場合も、もともと見送られるとの見方が支配的だったため、失望感は限られたものになると思われますが…そうでないパターン(=失望売りがかさむこと)を投資家は警戒しているのです。

 もう一つ5月を迎えるにあたり、投資家の多くが気にしていることがあります。それは「Sell in May(5月に売れ)」というウォール街の相場格言に象徴されるように、5月は荒れ相場が多いことです。日経平均株価は、2014年は年初から売られ、13年末に1万6320円の高値をつけていたものの5月21日に1万4000円割れとなりました。

 13年は4月の日銀による異次元緩和によって1万2000円台から上昇し、5月23日に1万5942円の高値を付けたものの、バーナンキ前米FRB議長が量的緩和策の終了を示唆したことから、その日のうちに1143円もの歴史的な急落に見舞われた経緯があります。

 ましてや大型連休がこれから本格化するタイミングです。とくに主力大型株に対しては本腰を入れて買っていこうとはなりにくいのが本当のところではないでしょうか?

 こうした中では、材料性のある中小型株が散発的に物色されることがあります。とくに“時代”を背景にしているテーマには個別銘柄の株価を様変わりさせてしまうほどのパワーがあります。「サイバーセキュリティー」もその一つといえるでしょう。

 サイバー空間上で破壊行為を行い、社会機能に打撃を与える行為は増えているのが実際です。これに伴い企業・公共団体とも「サイバーセキュリティー」の重要性を認識しています。

 Web、メールのフィルタリングソフトで知られる「デジタルアーツ(2326)」。セキュリティー監視・運用の広範囲サービスを展開する「ラック(3857)」、「FFRI(3692)」あたりがど真ん中銘柄といえます。 (株式ジャーナリスト・天海源一郎)

 

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