インバウンド関連「プロルート丸光」に注目 中国大手旅行会社と業務提携

2015.05.02

 日経平均は4月23日に2万252・12円まで上昇し年初来高値を付け、同日の終値は2万187・65円と、終値ベースで約15年ぶりの高値を付けた。

 しかし、その後は調整色を強めている。米1〜3月期実質GDPが前期比年率で0・2%増と急減速し、市場予想の1・0%増を大きく下回ったことで、米景気に対する先行き不透明感が強まったことが、日経平均下落に拍車を掛けた。

 また、5月2日からの5連休を前に、買い方のポジション調整の売りも加速した。さらに、2015年度の業績予想が保守的な企業が多いことも、投資家の失望を招いた。このような相場では、株価指数の動きに連動しない銘柄を狙いたい。

 まず、「プロルート丸光(8256)」は、インバウンド関連の材料株として注目する。同社は、3月20日、香港中旅日本中国旅行社株式会社および株式会社道紀忠華シンクタンクとの間で、業務提携を行うと発表した。

 業務提携の内容は(1)同社免税店舗を利用した海外旅行商品の開発および団体ツアー海外旅行客の同社が営む免税店舗(丸屋免税店)への誘致に関する協業(2)同社免税店舗の開発および運営に関する包括的支援。香港中旅日本中国旅行社は、香港に拠点をおく中国の大手旅行会社である香港中国旅行社有限公司の100%子会社。

 次に、「アイ・アールジャパンホールディングス(6035)」は、4月28日、2015年3月期通期連結業績を下方修正したが、今回の下方修正で当面の悪材料出尽くしとみている。

 なぜなら、金融庁のスチュワードシップ・コード導入などを背景として、顧客である上場企業の株主管理業務(SR業務)への関心が一層高まったことで、主力のIR・SRコンサルティングを中心に業績が回復基調にあるからだ。

 例えば、「ファナック(6954)」は、株主との対話窓口となる部署「SR(シェアホルダー・リレーションズ)部」を4月1日付で新設し、アイ・アールジャパンに事務運営を委託した。

 そして、「イソライト工業(5358)」は、同社グループの大口需要家である鉄鋼業において、堅調な鋼材需要を反映し14年の粗鋼生産量は1億1067万トンとなり2年連続の1・1億トン超を維持した。これが注目ポイント。

 このような追い風を受け、4月22日、同社は15年3月期通期連結業績の上方修正を発表した。設備投資需要の回復など断熱材事業が好調なことを背景に、売上高が増加した。

 また、売上高増加に伴う営業利益増および子会社収益の改善に加え、ドル高・円安進行による為替差益が発生したことが寄与するという。 (株式会社カブ知恵 代表取締役・藤井英敏)

 

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