「相模ゴム工業」注目 オリジナルな価値評価 インバウンド消費相まって堅調

2015.08.08

 アトランタ連銀のロックハート総裁が、9月のFOMC(連邦公開市場委員会)について「変更を加えるのに妥当な時期だと考えている」との認識を示した。これを受け、日米金利差拡大期待から為替市場でドル高・円安が進み、これを日本株が好感するという好循環を迎えつつある。

 一方、不安定な動きを続ける上海株相場も、5日は反落したものの、前日4日は証券取引所による空売り規制の強化を好感し、前日比3・7%高と大幅に上昇しており、落ち着きを取り戻している。

 まず、「相模ゴム工業(5194)」はインバウンド関連の穴株として注目する。今年6月、「サガミオリジナル001(ゼロゼロワン)」の販売休止を発表した。

 昨年9月より発売した「001」は、同社の予想をはるかに上回る販売数量となったことから、顧客の要望に応えるに十分な供給量を確保することが困難となったため、当面の間販売を休止することにしたという。

 サガミオリジナルは熾烈な価格競争下にありながら、オリジナルな価値が評価され、またインバウンド消費も相まって、従来品ともども堅調に伸長している。

 次に、「アイスタイル(3660)」は、会社設立以来、連続増収を達成している点が注目ポイント。海外事業の順調な進捗(しんちょく)も評価材料だ。化粧品専門店「@cosme store」では、昨年11月に大阪に新店舗を出店した他、今年4月に渋谷店が移転し、売り場面積を拡大してリニューアルオープンした。

 前期は、こうした新規出店に加え、既存店の売り上げも堅調に推移した。また、前期の第3四半期よりスタートした海外での化粧品ECサイトや、海外向け化粧品卸事業も順調に売り上げを伸ばしていく見通しだ。

 なお、2016年6月期通期連結業績予想は、売上高は115億円(前期比19・0%増)、営業利益は11・5億円(同80・4%増)、経常利益は11・38億円(同76・0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は8・54億円(同143・9%増)を見込む。

 そして、「ピクセラ(6731)」は、Altair Semiconductor Ltd.社(イスラエル)との間で、LTE通信モデムを搭載した高速データ通信機器およびLTE搭載IoT機器の開発ならびに販売に関する業務提携の締結を行った。これが注目ポイント。

 なお、同社は、7月17日付で「第三者割当により発行される株式及び第6回新株予約権の募集」を公表した。

 今回の新株式及び新株予約権発行による資金調達を行うことで、債務超過を猶予期間内に解消して上場廃止を回避し、財務体質を改善・強化し、既存事業の収益改善につなげることができる点も評価する。 (株式会社カブ知恵 代表取締役・藤井英敏)

 

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