日田市、林業復活へ「木質バイオマス発電」 『ファーストエスコ』に注目

★日田市(1)

2015.09.04


天瀬発電所【拡大】

 大分県日田市は日本有数の林業の町。市域の83%を森林が占めており、そのうちの73%がスギやヒノキを中心とした人工林だ。しかし、2013年の素材(丸太)生産量は約24万立方メートルにとどまり、最盛期だった1995年の約40万立方メートルに比べて6割にまで減った。

 市の地方創生の柱となる施策は林業の復活だが、そのためには林地残材と呼ばれる立木を伐採する時に出る枝葉や梢端部分、山間部に捨てられる未利用間伐材、製材課程で発生する木くずの処分を考えなければ環境破壊が進む。

 そこで期待されているのが「木質バイオマス発電」。残材や間伐材などを砕いてチップにして燃やし、その熱で蒸気を発生させてタービンを回し電気を作る発電所だ。

 市内にはファーストエスコ(9514)が日田ウッドパワーを設立して06年から日田発電所の操業を開始。MORISHOグループホールディングスのグリーン発電大分も、13年から天瀬発電所で商業運転を開始した。

 グリーン発電大分の発電規模は約5700kw(そのうち約5000kwを売電)で、市の世帯数の4割に相当する約1万世帯分に電気を供給する能力を備える。発電には1時間当たり7トンのチップが必要なため、燃料使用量は年間約6万トンとなる。チップを半径50キロ圏内の日田地域から集荷することで燃料コストを抑え、環境保全に役立てている。

 そこで早摘み銘柄はまずファーストエスコ、他にMORISHO系列の日本フォレストと共同で車載式のチップ製造器を開発した破砕・解体用建機メーカーのオカダアイヨン(6294)、特装車の極東開発工業(7226)をおすすめする。 (山本信幸)

 

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