福岡市 「屋台」は約53億円の経済効果 『マルタイ』がおいしい

★福岡市(2)

2015.09.25


春吉橋【拡大】

 福岡県福岡市の夜の観光資源の一つに屋台がある。全国的な知名度を持ち地方創生を観光面から支えているが、市にとっては悩ましい存在でもあるようだ。

 福岡市が設置した「屋台との共生のあり方研究会」は2012年、提言書「福岡のまちと共生する屋台へ」をまとめた。それによると市内に屋台は約150軒あり、「年間115万人を超える利用者数があり、副次的な経済効果や波及効果等を勘案すると、約53億円の経済効果がある」と試算、「観光資源としての高い集客効果を有している」と評価している。

 だが、にぎわい創出や地域住民、観光客、外国人とのコミュニケーションの場の創出という効果がある一方で、00年に制定された屋台の規模や清掃義務、営業権の承継などを定めた「屋台指導要綱」を守らない業者もいることから、業者や指導を徹底できない行政に対する不信感も根強く、現状のまま存続させることは難しそうだ。

 屋台エリアとしては那珂川に架かる中洲の春吉橋のたもとが有名だが、近い将来には周辺の景色が大きく変わりそうだ。春吉橋は1961年に架設されて以来50年余りが経過して、橋の土台である下部工の損傷が激しい。そのため福岡国道事務所が架け替えを進めている。

 15年度は迂回路橋梁の工事に着手するが、新しい橋が完成する20年以降は迂回路架橋をバザール的な雰囲気を備えた水上広場に変える方向で検討が進められている。和の屋台と洋のバザールがどう共存するのか、今から楽しみではある。

 ということで早摘み銘柄は、中洲により多くの観光客が集まる→屋台のラーメンに魅せられる→自宅でも食べたくなるという連想からマルタイ(2919)がいいのではないか。 (山本信幸)

 

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